慶應義塾大学 商学部 合格 Sさん

未来への挑戦ストーリー

【合格】慶應義塾大学商学部
Sさん × 中嶋先生

「あと少し」を積み重ねて
推薦合格

慶應義塾大学商学部に指定校推薦で合格したSさん。小学生の頃から漠然と、社会人になった時に役に立つ学びをしたいという気持ちがあり、進路を考える中でマーケティングに興味を持ちました。高2の秋に入塾し、指定校推薦と国立大の一般入試を目指します。プレッシャーの中で評定を維持し、ねらっていた指定校推薦に合格しました。中嶋先生とともに受験期を振り返ります。

慶應義塾大学 商学部 合格 : Sさん

慶應義塾大学 商学部 合格 : Sさん
入塾:高2の秋
高校:普連土学園高等学校
部活・課外活動:テニス部、ピアノ

1基礎から穴を埋められるのは
atama+塾ならでは

ひとりで対策する難しさを感じて

Sさん

大学受験は、慶應の指定校推薦と横浜国立大学の一般入試の両方を考えていました。国立大は模試の結果が安定しなくて、ひとりで対策する難しさを感じていたところだったんです。基礎的な部分の抜け漏れをフォローするのにatama+塾は良さそうだなと思って、部活を引退した高2の秋に入塾しました。

中嶋先生

入塾した当初は、まずは伸びるのに時間がかかる数学と英語の基礎をしっかり固められるように、一つ一つの単元を抜け漏れなく積み上げていく方針を立てました。

Sさん

そうでしたね。入塾の時はそれらの科目に苦手意識があって、「詳しくはわからないんですが、どこかしらに苦手がありそう」と伝えてたんですよね。

中嶋先生

それで高2のうちはとにかく、苦手を見つけてひとつずつ潰していきましたよね。例えば数学であれば、慶應や横国を目指すならば高3の夏までには数学の受験範囲を1周しておきたいので、1週間に何単元やろうと具体的な目標を設定しました。機械的にこなすのではなく、得意な単元よりも苦手な単元を重点的にと、メリハリをつけて、合格に向けて学習が遅れないことを大事にしていましたね。

「ちょっと」「少しずつ」が
後からきいていくる

中嶋先生

苦手な英単語も、隙間時間に進めていましたよね。

Sさん

はい、がんばりました!毎日朝起きた時や、英語の他の学習ができなかった日も、英単語だけはやっていました。でも、高1から少しずつやっていれば、長文ももっとできたんじゃないかなと、今になって思いますね。

中嶋先生

英語も数学も毎日コツコツとがんばっていましたよね。成績を伸ばすには、少しずつの積み重ねが大事ですからね。実際、高2の秋に入塾して2か月後には定期テストで数学が満点近く取れたり、英検2級に合格したり、成果が出ましたよね。ただ、Sさんの中でまだちょっと納得してない感じでしたね。

Sさん

そうなんですよ、成績は上がって嬉しかったんですが、まだ少し何かが足りないことを感じていました。

中嶋先生

確かにケアレスミスや、理解できていない単元もありましたね。そんな中で、定着するまで何回も復習を繰り返し、テスト直前の数日は、データで分かる理解度が低い単元を集中的に学習するなどの工夫をしていましたよね。

Sさん

そうなんです、ちょっと練習が足りていない、ちょっと理解が足りていないと感じていた内容について復習を繰り返すことで、その「ちょっと」が埋まった感覚がありました。そうやって試験に臨んだところ、初めて数学で満点を取れました。

中嶋先生

数学で満点を取れたのはすごかったですよね。その前の定期テストで「○○でミスした」ことを猛反省して、次のテストで取り返そうと努力していましたよね。

Sさん

起きてしまったことは変えようがないので、次で挽回するために動いたほうが有効だって考えることにしてました。ダメだった教科の勉強の比率をちょっと上げて、逆に良かった教科の勉強はちょっと下げるという感じで、バランスを取りながら勉強して評定を保つことも工夫していました。

2定期テストで決まる
プレッシャーの中で

論文が進路を決める後押しに

Sさん

指定校推薦のために勉強以外のことに取り組んだことも思い出します。評定は定期テストでほぼ決まりますが、「その他の活動」が、成績と別で推薦者を決める上で重要視される項目でした。

中嶋先生

そうですよね、学習と並行しながらがんばって論文を書いてましたよね。

Sさん

うちの高校では、高2の時に全員論文を書くことになっていて、私は「コロナ禍における口紅の売り上げ低迷要因・ニーズ分析」というテーマにしました。

中嶋先生

この論文で、マーケティングを学びたいという気持ちが強まったんですよね。

Sさん

そうなんです、なんとなく興味があったマーケティングを題材にしてみようと思ってテーマ設定して、やってみたら楽しくて、こういうことを大学でもやりたいと思いました。

中嶋先生

がんばっていましたよね。論文に追われて勉強できなかった週もありましたが、計画を修正して次の週に勉強量を増やすなど、勉強も勉強以外も全力でしたよね。

Sさん

今思うとがんばりました!ただ、勉強の進捗は、中嶋先生にしっかり管理してもらっていたので、計画から遅れる心配はありませんでした。

英語と数学は
結果が出るまで時間が必要

中嶋先生

Sさんにハラハラさせられたことは1つだけでした。テスト前に勉強を詰め込みすぎてしまって、体調を崩しそうになるので、テストの度に心配していました。

Sさん

そうでしたね、手ごたえが得られるまでやりこんでしまうんです。最初はとりあえずテスト範囲の全ての単元を最低3回は勉強しようと計画を立てるんですけど、手ごたえがない時はもう何回目かもわからないほどやっていました。

中嶋先生

すごいなぁ。Sさんは社会などの暗記が多い科目をテスト直前にまとめて勉強するタイプだったので、他の教科は少しでも早く完成させて、テスト前の体調悪化を防ごうと、僕も工夫してました。テスト2~3週前のタイミングで、「数学は早めに完成させよう」と鼓舞していた記憶があります。「テスト4週前なのになんでまだテスト勉強を始めてないの?」と前フリして、3週前に始める“口実”をつくることもしていました(笑)。

Sさん

そういう作戦だったんですね(笑)。

3合格後もその先を見据えて

その人に合わせて柔軟に
カスタマイズできるのがatama+塾

中嶋先生

指定校推薦が決定した時を振り返りましょうか。校内選考は10月でしたね。

Sさん

3年生の7月末の最後の定期テストで、行けそうな感触がありました。もともと評定はずっと満点の5.0で来ていて、高3の2回のテストができていたらほぼ確実という状況でした。

中嶋先生

Sさんが指定校推薦をとるために大事だったことは、数学と英語の点数を落とさないことでしたね。そのことを理解して気を抜かずにやりきったことが、良い結果を出せた理由だと思います。 そして、11月に合格通知が来て受験勉強としては一段落つきましたが、大学で学ぶ数Ⅲを先に勉強しておきたいという話になりました。それまでよりペースは落ちたものの、2月、3月まで学習を続けてましたよね。

Sさん

そうなんです、指定校推薦が取れて慶應に合格したので、第2志望だった国立大学は受験しないことを決めたのですが、慶應の商学部は微分積分や線形代数が必修だと聞いたので、数Ⅲはかじる程度でもいいから先にやっておきたかったんです。実際に勉強したところは、大学に入ってからの理解が早かったので助かりました。

中嶋先生

合格後にも関わらず、大学での勉強の事前準備までやったことは本当にすごいなって思います。Sさんは、やると宣言したことはやり切るし、自分の行動の振り返りもできるので、結果が出るんだと感じます。そして、個人的には大学合格の後までatama+塾を活用してくれて、すごく嬉しかったんですよね。atama+塾をフル活用したSさんから見ると、atama+塾はどういう人に合っていると思いますか?

Sさん

時間の融通をきかせたい人、自分のペースで進めたい人、他にもがんばりたいことがある人にいいんじゃないでしょうか。内容的にも自分に合わせた学習ができます。苦手なところに時間をかけることもできるし、カスタマイズしやすいですよね。

中嶋先生

僕も目的に合わせて学習できるのは、atama+塾の特長の1つだと思っています。がっつり学びたい人も向いていますし、定期テストに主軸を置いてサポートしてもらいたいという人にも向いています。

大学でこれからの道筋が見えてきた

中嶋先生

大学の授業はどうですか?好きな授業などありますか?

Sさん

今は商業学基礎がいちばん面白いです。まだ基礎中の基礎しかやっていませんが、入りたいゼミも見えてきました。

中嶋先生

入りたいゼミが見つかるのは嬉しいですよね。どういうことをやっているゼミなんですか?

Sさん

マーケティングサイエンスといって、データとマーケティングを掛け合わせた研究です。私が高校の時に研究して書いた論文を、より大規模にした感じですね。たくさんあるデータの中から、より細かい消費者のニーズを見つけていく取り組みをしているようなんです。

中嶋先生

大学で勉強を進める中で、Sさんの未来がどんどん具体化されていっていることを感じますね。

Sさん

そうかもしれません。1年生は経営学基礎、経済学基礎というように専門科目の入り口を学びます。その中でもやっぱり商業学、マーケティングがいちばん面白いので、そこが私のいちばん興味を持てるところだと改めて感じています。

中嶋先生

マーケティングへの興味がどんどん深まっているんですね。色々な業界についてのマーケティングを学んでいるのかなと想像したんですが、特に好きな業界はありますか?

Sさん

世の中の動きを感じられることが好きなので、多くの人が使うような、身の回りにある物やサービスに興味があります。大学でそういったところを研究して、社会に出て役に立ちたいと思っています。

中嶋先生

1年生でそこまで考えられているのはすごいですよ。Sさんは自分から興味を持ってアンテナを張っているし、世の中の動きをキャッチする力もあります。大学で学びを深めて、思い描く未来へ進んでくださいね。

※atama+ オンライン塾の卒業生。atama+ オンライン塾ではatama+塾と同様に「プロのパーソナル管理×AI×定額制」の個別指導サービスを提供しています。